ファーブル伊藤の生き物日記「冬に動き出す生き物」


 毎年、1月になると、長崎バイオパークの園内である生き物が産卵します。上の写真がその生き物ですが、何かお分かりですか?大きさは12cmくらいなので、ボールペンの長さくらいでしょうか。イモリではありません。答えはサンショウウオのなかまのカスミサンショウウオです。
 私は高校生の頃、生物部でハコネサンショウウオの研究をしていましたので、このような小型サンショウウオが大好きです。長崎バイオパークの飼育係になってうれしかったことのひとつとして園内にサンショウウオが生活していることでした。そして33年間、毎年この産卵場所に今年も繁殖行動をしているかを観察し続けてきました。
 今年は1月13~15日にかけて少し暖かい雨が降りました。メスはこの雨をきっかけとして産卵場所に移動します。オスはというとその産卵場所で12月頃からメスを待っています。今回、その産卵場所

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出典元 : Como esta! BIO PARK

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