マネジメントの概要や役割、マネージャーとしての責務について書いてみました。 マネジメントの対象は、人や金、リスク、プロジェクト、時間などさまざまであり、マネジメント手法、アプローチの仕方も多く存在します。 しかし、本来のマネジメントの役割とは、「組織(会社など)の目的を能率的に達成するために、組織の維持・発展を図ること」です。 ですので、マネジメントとは、「高い目標を目指し、組織を発展させること」が真の目的となります。 ドラッカーの言葉を借りると、マネジメントの役割は以下とされております。 「マネジメントには、自らの組織をして機能させ、社会に貢献させるうえで三つの役割がある。 それら三つの役割は異質であるが同じように重要である。 第一に、企業、病院、大学のいずれであれ、自らの組織に特有の目的と使命を果たす。 第二に、仕事を生産的なものにして働く人たちに成果を上げさせる。 第三に、自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題解決に貢献する。」 【マネージャーの責務】 マネジメントの役割でも記載しましたが、マネージャーは組織・人・物・金を管理するのではなく、高い目標を目指し、組織を発展させていかなければならないのです。 以下に、ドラッカーが定義したマネジメントの3つの役割を分かりやすく整理した文章がありました。 「マネージャーとして第一番に求められる役割は、その組織特有の、独自の目的と使命を果たして経済的な成果を上げる、ということです。 企業であれば他社とは違う独自性のあるサービスや商品を考案し、利益を上げていくことでしょう。学校や病院であれば、また異なる「経済的な成果指標」があるかもしれません。 いずれにせよ、マネジメントをする以上、他組織と同じであることに甘んじず「特有の」「自組織でしかできない」目的と使命を徹底して追求する姿勢が不可欠です。 その独自性から、確かな売り上げや利益という経済価値が生まれてくるからです。 一方、会社としては利益を出していながらも、社員には「やらされ感」が蔓延し、過剰な労働で疲れきり、自分の能力が活かせているとも感じない・・。そんな組織も少なくありません。そこで第二の役割も重要になります。 働く人たちが「生産的な仕事を通じて自分を活かせている」と実感できるようにすることです。 そして三番目。利益も出ているし、人も生産的に働けているように見える。しかし、事業を通じて社会に価値を提供できていると実感できないようでは、長続きしません。 従って、マネジメントとして、「この事業は、仕事は、社会のどういった課題解決につながっているだろう」「事業や仕事を通じて、社会にどんな価値を提供したいだろう」と考え抜き、メンバーと話し合っていく姿勢が大切です。 「社会」「組織」「人間」―この三者はつながっています。 マネージャーが視野の中にこの三点を入れておかないと、成功している実感が持てないはずです。 利益は出ていても人が離脱してしまう、あるいは社員のケアは十分に考えているが肝心の業績が上がらない、などなど。 逆に、長期にわたり成功をおさめている組織では、この三つがバランスよく重視され、且つマネジメント層からもこの三点についてのビジョンが明快に語られている気がします。 マネージャーとして、何をより所にし、どのような理想像を目指し、日々のマネジメント実務を担っていくのか。」 もし管理職(マネージャー)迷われている方がいれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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