人に頼み事をするときに、カドが立たない話し方について 私自身、社内外に頼みごとをお願いするときに気を付けている事があります。 それは、 「配慮」です。 「配慮」とは、相手の立場を尊重することです。どう伝えたら相手が受け止めやすいかを考えます。例えば同僚が、あなたに「お忙しいところすみません。お手すきのときに手伝っていただけると助かるのですが……」と切り出してきたらどうですか?丁寧に依頼しているつもりなのでしょうが、「お忙しいところ」「お手すきのときに」という前置きは型通りで、相手を尊重しているとはいえませんよね。これは「断られたらどうしよう」という自分本位な不安からくる「遠慮」なんです。 「配慮」があれば、自然と相手にあった言葉が出てくるはずです。「お忙しいところ」「お手すきのときに」の代わりに「先週は夜遅くまで対応していただき、ありがとうございました。先方も感謝していました!」と感謝やねぎらいを「事実」で伝えられれば、頼みごとをしやすい空気をつくれるでしょう。 そして、相手が話を聞く準備ができたところで、「D・E・S・I」という4つの手順を踏むことです。 1.Dは、「Describe(説明)」です。会社や職場だからわかっているはずという思い込みは誤解を招く要因になります。具体的に説明し、相手から「そうですね」という小さなイエスをもらいながら話を進めていきます。 2.Eは「Express(表現)」。ここで自分が置かれた状況と、自分の気持ちを相手に伝えます。「私」を主語にすることが重要です。ただし、事実と感情は分けてください。例えば、理不尽なクレームがきた場合では「どんなクレームか」という事実と「対処に困っている」という感情は別の問題です。現状を正確に把握してもらいながら、共感を求めます。 3.Sは「Specify(明確に)」。できるだけ、なるべく、などの曖昧な言葉を避けて、「何を、いつまでに、どうしてほしいか」という点を具体的に伝えます。 4.Iは「Inform(知らせる)」。引き受けたときのメリットと断ったときのデメリットをありのまま伝えます。これは相手が承諾するかどうかの判断材料になります。 最後に付け足すとすれば、「行動につながるクロージング」があると、より効果的です。メールでも口頭でもかまいません。 「私も明日までに〇〇〇しておきます。もし、何かあったらご連絡ください」 と頼んだ側が、率先して動くことを示します。一方的に頼むばかりでは相手に対して失礼になります。相手を「尊重」する気持ちが伝われば、気持ちよく依頼を引き受けてくれるはずですよ! ぜひ、実践してみてくださいね!

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