スマートフォンのおかげで日常の生活が格段に便利になったと思います。 でも一方で、スマートフォンが私たちの脳に与える悪影響も注目されつつあります。 なぜなら、携帯電話が出てくる前は、電話をかけるときも相手の電話番号を憶えていたりしたが、今は、自分で電話番号など記憶しなくなってますよね。脳の記憶をつかさどる部分を使わなくなってきています。 スマートフォンのアプリの乗換案内は便利ですが、乗り換えの順番や路線図を頭の中で描いたり、途中駅の風景を想像することがなくなったと思いませんか?また、レストランへ行くとき、最初に行き方をスマートフォンでチェックしてから行かないと、単純なことでも難しく感じてしまう、という経験はないでしょうか?これらの例はみな、脳を使わなくなってきたという具体例であると思います。 その中でも最も危険なのが「スマホ脳」。視覚系が優位になると、聴覚系の活動は半減するそうです。スマートフォンはテレビ以上に、主体的に「見る」というよりも、受動的に「見せられている」状況をつくりだしています。視覚系は、聴覚ほど脳の各部位をバランスよく活性化させることはできません。これが、脳の理解系や思考系の活動をも著しく低下させているそうです。 加えてスマートフォンは、外部記憶装置そのもので、人の海馬をやる気にさせないそうで、出番のない海馬は、記憶しようともしなくなっています。その結果、前後の記憶が飛びやすくなり、注意散漫や物忘れが頻発。結果、スマホ脳で意識が飛びやすいことは、歩きスマホをしている人が他人や物にぶつかりやすいことからも、容易に想像できると思います。 皆さんの周りにはこんな人はいないだろうか? これらはみな、聴覚系が劣っている、あるいは未発達な人たちなんです。 (1)人の話を聞かない (2)怒りっぽい (3)相手の気持ちを察することができない 自分だけ一方的にしゃべって人の話を聞かない人。聞く力は、右脳と左脳の両方にあるが、こういう人は、右脳の「聞く部位」が働いていないことが多いです。自分以外の音に注意が向かない、こういう人は脳画像を見ると一目瞭然。また、人が話をしているとき、話を聞かず、自分が次にしゃべることばかり考えている人も、やはり聴覚系と直結している記憶系が劣っていることが多いそうです。 怒りっぽい人。こういう人は、家族や同僚に対して、つねにイライラを抱えています。しかし、実は相手を理解する以前に、そもそも相手の話をちゃんと聞けていないケースが多いのですが、本人はそれを全く自覚していません。こういう人は、怒りの原因が自分の側にあることに気づかず、どうにもならない感情を相手や物にぶつけてしまう。スマートフォンをいじっている人に声をかけると、イラッとした態度になってしまうのは、聴覚系がかなり劣っているからだそうです。 こんな聴覚系の問題を解決するのが「ラジオ」。人の言葉が一方的に流れてくるラジオは、「よく聞く」訓練にはもってこいで、流しているだけで聴覚系や理解系の部位が鍛えることができます。ラジオを聴く、という行為は、実はただ耳に音が入ってくるのではなく、脳が音を選んで聞き続けている行為なんです。これは脳を強化するトレーニングそのものなんです。 オフィスの新人にありがちなのが、相手の気持ちが読めない人。お客様から電話がかかってきても、相手が困っているのか、怒っているのか、泣いているのか、声から判断・想像ができず、判断をあやまってしまう。「耳で空気を読めない」そうです。視覚系優先で生きてくると、こうなってしまうが、実はこういう若者は多いですが、ただ、視覚系優位といっても、狭い画面を眼球を動かさず眺める習慣によって、耳だけでなく、目でも空気が読めない人が急増しているそうです。 ここでみなさんには、「ラジオ脳」になることをおすすめします。「ラジオ脳」とは、聴覚系の部位が高度に発達し、それにより、聴覚系の部位と関係の深い、その他の7つの脳の部位(記憶系、思考系、視覚系、理解系、伝達系、感情系、運動系)の機能も同時に強化された脳のこと。意識的にラジオを聴くことで、このラジオ脳を手に入れることができます。 便利な世の中にはなりましたが、ぜひ皆さんにはご活用して頂ければと思います。

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